私が飼育に関わることになった小学校の実態を箇条書きにします。

私が入る前の実態ということで現在形で書いています。


・休日のお世話(食事・水の用意、便の処理)がされていない。

・学校がある日もお世話がない日、便の処理がない日がある。

 (児童への飼育指導がない。)

・トイレ容器がなくうさぎの足、体に糞尿の塊や毛玉が付いている。

↑チョコちゃんのトイレ

 トイレ容器は設置されておらずコンクリートに直にさせています。

 糞尿の堆積物が盛り上がってアンモニア臭がひどくうさぎへの悪影響が考えられます。

 うさぎさんは同じところで用を足すのでトイレ容器がないと自分の糞尿を踏んでしまい手足に糞尿が付いてしまいます。

↑バニラちゃんのトイレ

 

↑糞尿の塊が付いた足と爪

・主食の牧草が用意されていない。

 主食の牧草を用意するように申し入れた後、最初2袋購入されたものの

 予算の関係で購入しないという返事があった。

・水容器の形状が適当でない。(底が丸く返ってしまう)

・グルーミングがされていない。(多量な毛玉の放置)

↑バニラちゃんの毛玉

 実はボランティア初日に動物病院でこの10倍くらいの毛玉を

とってもらったのでした。

・爪切りがされていない。(爪には糞尿の塊らしきものあり)

・オス同志を一緒の部屋に入れて大怪我を負わせた。

 (獣医さんに伺った5年前の話です。

  バニラちゃんは鼻に怪我、チョコちゃん背中に2針縫う怪我、耳先の怪我。

  今現在もバニラちゃんは鼻先は捲れており、チョコちゃんの耳先は少し裂けています)

・定期健診を行っていない。(獣医さんから伺いました)

・キャリーケース(病院へ連れていく際の)がない。

  →私のを使っています。 

・風雨対策がされていない。

・防寒対策がされていない。

(ということは防暑対策もされていなかったことでしょう)

・飼育日記をつけていない。

・うさぎの年齢が把握されていない。

・餌入れが不潔である。

・飼料入れが不潔である。

・掃除道具が不潔である。

・ゴミ箱にゴミがいっぱいである。

・学校に動物に関する知識や関心がない。

・先生方に虐待をしているという問題意識がない。  

407cm×330cmの飼育小屋です。

 

私が気付いた点

 ・右の部屋は地上よりかなり低く湿気が溜まりやすい構造になっている。

 ・右側の部屋は入口からすぐにかなり低く子どもたちにも危険。

 ・土埃がひどい。

 ・左の部屋も地上より低い。

 ・左の部屋の左側は網のため雨が降り込む。

 ・前面に庇があるが短い。

 

 

 

バニラちゃんの部屋

2018年1月17日(飼育ボランティア初日)撮影

写真右側および写真奥は雨が降り込み地面が濡れます。

掃除をするときコンクリートのトンネルが重く移動が大変でした。

小学生ならなおさらでしょう。冬なのに寒さ対策はありません。

 

バニラちゃんの部屋改善後は2018年3月10日のブログ記事

      その後の様子は「お部屋のレイアウト」へ

 

チョコちゃんの部屋

2018年1月17日(飼育ボランティア初日)撮影

もともとはニワトリを飼っていた部屋のようです。

地面は土です。校庭の地面よりかなり低く湿気が多いのではないかと思います。写真右隅がトイレです。

ブロックに落ちたうんちも取りづらく、おしっこはしみ込んだままです。

バニラちゃんのお部屋と同様改善する点が多くあります。

また手前の入り口からかなり段差があるので 

子どもたちにとっても危ない気がします。

チョコちゃんの部屋改善後は2018年3月10日のブログ記事

       その後の様子は「お部屋のレイアウト」へ

2018年1月17日(飼育ボランティア初日)撮影

・箒が床に置かれているので毛の先が曲がっている。

・餌の保管容器(ポリバケツ)が埃まみれ

・消費量が考えられていないペレットの購入

・塵取りに埃、糞尿が付いている。

・ポリバケツの蓋が埃を被っている。

・ゴミがいっぱいになっている。

・掃除道具が揃っていない。

 (食器を拭くふきん、床などを拭く雑巾、ブラシ、スクレーパーなど)